方言
「直す」を今週2回も使ってしまった。
誰から指摘されるわけでもなく、口から出た瞬間に一人「あ…」と気づく。誰も反応しないから一人気恥ずかしくなってそれで終わり。学習したのか不思議と金曜日には「戻す」が咄嗟に出たので、もう出ないかもしれない。それもそれで寂しい。
高校時代までは当然博多弁の環境で育ったので、それが標準で、大学に入った時にがらっと環境が変わった。大学も福岡市内だったけど、僕が1年の時によくつるんでいた仲間は山口と岡山出身だったので僕の方から降伏して標準語を受け入れた。(それに周りを見ても博多弁を話している人はいなかった。)最初は随分とぎこちない標準語だったけれど、まあ所詮日本語の言い回しに過ぎないので、慣れるのに大して時間はかからなかった。
言い換えの例:
「なんで傘持ってきとーと?」⇒「なんで傘持ってきてんの?」
「天気予報雨やったけん…」⇒「天気予報雨だったから…」
「えー!めっちゃ晴れとーやん」⇒「えー!めっちゃ晴れてんじゃん」
みたいな。
ただなんだかんだ妥協していたのか、「直す(片付ける、戻す)」「からう(背負う)」「はわく(掃く)」みたいな特有の意味を持つ言葉はそのまま放置していたところがあって、最近ようやくその辺にも注意を払うようになった。
方言
Reviewed by mug
on
5/21/2017
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