irodori
irodori / 雨宮天
irodori
Jazzyな曲。既に横アリの感想で少し書いたように、すごく大人っぽくて、かっこいい世界が"濃く"広がっていて、これを聴きながら街を歩くと楽しいだろうなぁと、そんな想像が広がるような曲です。ブラスの音とか結構主張する中でも、それに勝つくらい歌唱の存在感があって、その辺は流石だなぁと思って聴きました。(リサイタルでは生バンドで聴けたりしないかなぁと思ったり…。)
雨宮さんは歌謡曲(ジャズ?)が好きらしいので、最近はいっそ思いっきりその世界を突き詰めて欲しいなと思ったりもします。(チョ・イ・スみたいな曲も好きだから、たまにはそういう曲も聴きたいけど。)僕最近色々なところで思うんですけど、やっぱり好きなものの方が熱中できて、何より見通しがいいと思うんですよね。「まだまだここがダメ」とか、「こうしたい」っていう、表現したいものの完成形がはっきりするんじゃないかと。そういう感覚って全員が持っているわけじゃないから大事にすべきだと、最近何かと思います。(話が逸れてきた…)結局、僕は雨宮さんが好きなものとか、素直に表現したいと思う世界にもっと触れてみたいので、(で、それはirodoriを聴いていてもすごく良いものなので)これからも色々連れて行って聴かせて貰いたいなと。あと、僕もちゃんとそのこだわりを感じ取れるように感度を上げないといけないなとも。
ということで、「irodori」普段の何気ない景色も少し違って見えるような、正に日常に彩りを与えてくれる曲ですごく良いです。
Fleeting Dream
irodoriの濃さとは対照的に、こっちは爽やかな曲。やっぱり地の声がかわいいから、(そういうかわいいって感じの曲じゃないんだけど)爽やかな中にほのかにかわいさがあって(わかりにくい例えをすると、いろはすもものもも感みたいな感じ。マイルドなかわいさ。)いい曲です。のびのびと歌っている感じが聴いていて心地いいので、こういう曲もやっぱり好きなんですよね。あともう一つ思うのは、この曲だったり、チョ・イ・スって、笑顔 or 優しい表情で歌ってくれるじゃないですか、多分!僕は未だライブでVelvet RaysとSilent SwordとVarious Blue、irodoriしか聴いたことがないんだけど、この辺の曲ってすごくかっこいい感じなので、笑顔見れないし…、やっぱり笑顔で歌ってるとこも観たいって、思うんですよね…。
そういえば、FleetingのFleetはハイスクールフリートのフリートなんですけど、FleetingになるとFleetと少し意味とか、印象が違うんですね。知らなかった。
CDデザインがレコード風でかっこよかった。しかも、レコードの溝のエンボスまでニス?か何かで表現されてた。すごい。
irodori
Reviewed by mug
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8/14/2017
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