最近の夜の空想

ここ最近夜になると、なぜか少し昔のことを思い出す。

頭に浮かぶのは就職して関東に来て1年目の2017年のことで、だいたい今くらいの季節のことが多い。その頃のことはこのブログにもたくさん書いているけれど、就職、初めての一人暮らし、初めての千葉での生活、と環境に多くの変化があった時期だった。新しい生活の中で地に足がついていない感じもあったけれど、逆にそれもあって積極的に色々な場所に出かけたり、新しい買い物をしたりと、自分の生活のベースを築くために動いていた。今となって振り返ってみれば、本当に楽しい思い出が沢山だし、あれは唯一無二の時間だったんだなと思う。

2017年から丸4年が経って、5年目。2019年末に転職して生活の拠点が神奈川に移ったとはいえ、出かける先はもうずっと変わっていないし、自分の中でパターンができてしまったのが嬉しくもあり、悲しくもある。もうみなとみらいの夜景や、ゆりかもめでお台場へ行ったときの高揚感、あれを味わうことができないのだなぁ。

最近の完全に「日常」となった生活の中、そうした思い出に刻まれた高揚感が明日を迎える自分の背後で遠く輝き続けている。