雨宮天 音楽で彩るリサイタル


雨宮天 音楽で彩るリサイタル 東京公演 第一部@Zepp Tokyo







このフラスタが好き 😆



第一部のみ参加。友人が左側の6列目の指定席を引いてくれたので見やすかった。あと、開演まで会場内は珍しくクラシックが流れてた。ハンガリー舞曲とかショパン(子犬のワルツ、マズルカ5番)とか木星とか。途中、これは木星がジャン!と終わったタイミングで始まるのかな〜!と思ったりしたけど、ただの思い過ごしで、普通にマズルカが途中でフェードアウトして開演した。


セットリスト

M1. 異邦人 / 久保田早紀
M2. 飛んでイスタンブール /庄野真代
M3. シンデレラ・ハネムーン / 岩崎宏美
M4. かもめが翔んだ日 / 渡辺真知子
M5. 恋に落ちて -fall in love- / 小林明子
M6. ルビーの指輪 / 寺尾聰
M7. Close To You / Carpenters
M8. DESIRE -情熱- / 中森明菜
M9. キャッツアイ / 杏里
M10. irodori


感想

まず僕個人としては、今日のリサイタルはどの曲が良かったとか以前に、雨宮さんの好きな世界に触れられたのが何より良かったなと。しかも今日は雨宮さんが自身の歌で直に伝えてくれるんだから尚更…!それはもう、ブログでこの歌が好きというのを見て、自分で原曲を調べて聴いて、というのとは全然違う。


MCで、カラオケを聴きに来た感じで…と仰ってたけど、丁度そんな感じで、純粋に雨宮さんが好きな歌をエピソードも交えつつ、自分の形で楽しそうに歌ってくれて、僕らはそれを聴いて、っていう楽しい時間だった。



異邦人、かもめが翔んだ日、DESIREあたりは予習して行ってたけど、雨宮さんが歌うとこんな感じなんだって納得する部分があったり、原曲だと刺さらなかったところが不思議とカバーだとしっくり来たりして、面白かった。特にかもめが翔んだ日は、僕原曲聴いてもそんなに…?って感じだったんだけど、今日のリサイタルでは「ハーバーライトが朝日に変わる」の出だしから、あ、いいかもって思えるくらい僕の中では違って感じられた。DESIREも中森明菜さんとは違う、雨宮さんらしいかっこよさがあって好きだった。



残りの曲は予習はできていなくて、聞き覚えはあるなぁくらいの感じのものが多かったんだけど、ある意味それも良かったのか、フルでちゃんと聴くとこういう曲だったのかっていう発見があったりして、そういう今まで朧気だった名曲の良さを知るいい機会になった。でも、印象に残ったのは、飛んでイスタンブールかなぁ。この曲に関しては今日初めて聴いたけど、サビの「おいでイスタンブ〜ル〜♪」のところがものすごく印象的で、今でも思い出せるくらい頭に残っている。ほぼ間違いなく、リサイタルに来てなかったら一生で一度も真剣に聴くことはなかったと思う。恋に落ちて -fall in love-は曲名でピンとこなかったんだけど、聴いたらああこれか!って感じで、確かにこれいい曲だよなぁと思って聴いたり。生ピアノでの歌ってのも雰囲気があってよかった。Close To Youに関しては僕これCarpentersだと認識していなかったという…w。改めて聴くと完全にCarpentersなんだけど、あまりにも聞き覚えがありすぎて、今まで逆に注目する機会もなかった。なんかCarpentersはTop of the worldとYesterday once moreは買って聴いたりしてたけど、そこから広がらなかったのよね。まあ、そんな感じで、新しい曲も知れたし、知っているようで知らなかった曲にも改めて向き合うきっかけくれた、そういう一時間になった。





『異邦人』

この曲だけ予習してる最中にドハマリしてしまったので、別に書きます。。

この曲は以前雨宮さんのブログにあったからちゃんと予習したんだけど、なんか途中から予習ではなくただのヘビロテ曲になってしまった。予習で初めて知ったんだけど、この曲Aメロが有名だけど、サビも少し雰囲気が変わってなかなか良い。正直、異邦人は知っているつもりだったから、サビを知らなかったことに自分でびっくりしてしまった。歌われている久保田早紀さんもとっても綺麗で、歌声に憂いがある感じが好き。曲の中でぱっと歌の表情が変わるのもすごいなと思った(例えば1番サビから2番Aメロに移るところとか)。

なんかこの時代の所謂名曲と呼ばれる曲たちって、どれも歌の上手さは然ることながら、独特の雰囲気を纏っていてそこに惹かれるような気がする。


そういえば、70年代って時代にも注目できたのもこのイベントのおかげかなぁ。最初70年代って聴いたときに、僕あまりその辺の年代の歌って縁がないなと思ったんだけど、改めて考えてみると、僕が好きな歌でも、

1973年 夢の中へ / 井上陽水
1974年 青春の影 / 財津和夫
1975年 時代 / 中島みゆき

とか、まだ他にもあるけど、色々あって、あ、俺普通に70年代の歌聴いてるわと。海外だと、70年代ってまだJohn Lennonが生きてたり、ABBAがいたり、Queenがデビューしたり、勿論Carpentersがいて、すごい時代だったんだなと、あまりこの辺の音楽を時代で捉えたことがなかったから、そういうことを再認識する上でもいい機会になった。



雨宮天 音楽で彩るリサイタル 雨宮天 音楽で彩るリサイタル Reviewed by mug on 10/01/2017 Rating: 5

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