ちはやふる -上の句- / 舞台挨拶

一面ちはやふる

現在公開中の映画、ちはやふる -上の句- の舞台挨拶(広瀬すずさん・小泉徳宏監督)つき上映に行った。


昨日の夜、ツイッターで何かを検索していたときにこのイベント見つけて、調べてみると(なんと前日夜にも関わらず!)空席がまだ2席あり、またこれが行こうと思った最大の理由なんだけど、チケットが学割1,500円だった。


1,500円で広瀬すずさんと監督の舞台挨拶が見れて、そのまま映画も見れるなんてアドだと思ってKINEZOでポチったのだった。


そもそも僕はちはやふるの映画を観に行こうなんてこれっぽっちも思っていなかったし、もっと言うとちはやふるの原作すら読んだことがなかったんだけど、普通にいい映画で面白かった。


説明不要だと思うけど(流石に僕もそれくらいは聞いたことがあったので)競技かるたが題材で、(ここから先は僕は知らなかったが)高校生の主人公らが、かるた部を立ち上げて全国大会を目指すという超がつくほどの青春もの。かるたと言えど勝負事の世界なので、勝ち負けがあってその間で揺れ動く人間模様がある。そしてそこに恋まで絡んでくるから、もう見てる方としては色々と胸に来るものがあったりして、これが少女漫画の力なのか!なんて思いながら見ていた。


で、時折ストーリーに登場する和歌が、これが本当にいいなーと。
和歌によって、ともすればありがちな青春の物語に、深みというか趣というか、なんて言えばいいかわからないけど、そんなものが追加されて、何かすごくいい感じになってるわけだ(笑)


今作で特に印象的だったのはこの2句
在原業平の歌

フォントはこういう場面で毎度お世話になっている嵯峨本フォント

千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは

在原業平さんといえば、古典に全く興味のない僕が高校の授業で唯一覚えている歌、「唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」(今昔物語)を詠んだ人として僕の中で有名。これは恋の歌で、この作品では一番大事な歌。



前大僧正行尊の歌


もろともに あはれと思へ 山桜 花より外に 知る人もなし

これは本当に知らない人が詠んだ知らない歌だけど、今回の作品では割りとキーになる歌だった。意味がわかるとなかなか良い。


原作知らない僕としては、配役にも別に気になることはなかった。特に広瀬すずさん、実物もそうだったけど、劇中でも綺麗だったし、魅力的な千早を演じていたと思う。原作ファンの方が見てどうなのかは全く分からないが、少なくとも僕は映画を見て原作の方にも興味を持ったし、そのくらいには良かった。あと、競技かるたにおける緊張感とかスピード感とかは映像だからこそ表現できたものだったんじゃないかな。音を含めて勝負における集中・緊張・開放、そういったものがよく表現されていたと思う。







最近図らずも高校生が題材の青春ものを見ることが多いんだけど、そうすると自分も高校生活もう少し充実させたかったなとか今になって思ったりするわけで、少しづつおっさん化してるなーと感じる今日このごろ。





ちはやふる -上の句- / 舞台挨拶 ちはやふる -上の句- / 舞台挨拶 Reviewed by mug on 3/26/2016 Rating: 5

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