Photoshopで作る水で揺れる光のエフェクト





Photoshopのチュートリアルです。


屋外プールに潜った時に底に見える、光が屈折して揺れてる様子や、水面で反射した光が壁で揺れてる様子をPhotoshopで再現しようと思います。



構造は簡単で、背景のレイヤーの上に光を担当するレイヤーをオーバーレイで重ねているだけです。光のレイヤーを作ってしまえば背景を変えるだけで色々応用が利きます。あまり時間をかけずに作ったので、頑張ればもう少しブラッシュアップできるかもしれません。




(とりあえずキャンバスサイズは1500×1000で)

描画色と背景色が初期設定(白と黒)の状態でまっさらなレイヤーに

フィルター→描画→雲模様1
フィルター→描画→雲模様2

と、雲模様1と2を続けざまにかけます。




その後、

フィルター→ぼかし→ぼかし(ガウス)

でぼかし(ガウス)を5pixでかけます。


ぼかしをかけたら、

フィルター→フィルターギャラリー→アーティスティック→ラップ

でラップを

ハイライトの強さ 20
ディテール    1
滑らかさ     15

でかけます。


フィルター→その他→明るさの最小値

で、半径5pixにします。


ここまでで下のような感じになります。




これをそのままオーバーレイにしてしまって完成でもいいんですが、いまいち完成度が良くないのでもう一手間かけます。


新規レイヤーを作成し、RGB値(231,230,199)で塗りつぶし、このレイヤーを上で作った白黒のレイヤーでマスクします。


参考までにここの手順も書いておきます。

塗りつぶしたレイヤーを選択している状態で、レイヤーパネルから「レイヤーマスクを追加」(あるいは、「レイヤー→レイヤーマスク→すべての領域を表示」でも構いませんが。)でレイヤーマスクを作成します。

先に作った白黒のレイヤーを「command+C」でコピーした後、レイヤーパネルに表示されているマスクの方をaltキーを押しながらクリックし、マスクの編集画面に移ります。





マスクが真っ白なので真っ白な画面が出ると思いますが、ここにさっきコピーした白黒の画を貼り付けます。もともとの白黒の方はもう必要ないので消すか非表示にしてください。


これで光のレイヤーが完成。描画モードはオーバーレイにします。





背景として、下に



こんな感じのレイヤーを置けば、




各レイヤーの色を変えたり、模様を拡大したりすれば、また違った雰囲気になります。(特に大きさの方はそのまま使うにはちょっと模様が細かすぎる気がします。)






壁に反射する光はこんな感じでしょうか。


これは背景にノイズを加えて、光の方も模様を拡大してみました。



プール底の方も模様を拡大したほうがそれっぽいですね。

Photoshopで作る水で揺れる光のエフェクト Photoshopで作る水で揺れる光のエフェクト Reviewed by mug on 8/09/2014 Rating: 5

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