歯医者

4月も中頃、歯を磨いていてふと奥歯にいつも以上の注意を向けると、なんか側面が黒くなっていた。なんというか、歯の自然な形状で凹になっているところの底が黒い。虫歯か…？と思い、鏡の前で入念にチェックしていくと、なんか下の一番奥の歯と歯茎の間（磨きにくそうなところ）にはもっと大きく黒い部分があったりして、計4箇所くらいそういうのを見つけた。幸い痛みは全くなかったけど、気づいてしまうとこれがやたらと気になもので、それから数日は仕事中もどうも集中できなかった。今更になって、定期検診行っておけばよかったなぁとか、どのくらい深いとこまで達してるのかなぁとか、そういうことが気になるのである。


ネットで歯科医院をぐぐりまくり、先生の経歴を見て、腕に信頼のおけそうなところを探した。見ていると、名前を聞いたこともない大学の歯学部を出ている先生が結構おり、偏差値でいうと50前後だったりしてほんま大丈夫か？と思ったりしながら、最終的には東京医科歯科大卒の先生が開業している医院に行くことにした。（何も指標がないから学歴でフィルタリングしてしまったよ。。😂）


だいたい、経歴に○○学会所属とか、さも権威付けるように沢山書いてあるけれど、そんなのなんの意味もないだろっていう。トンデモ科学者とかでよくそういう風に所属学会で箔をつけようとしているのがいるけれど、そんなのと同じように見えてきて益々腕を疑ってしまうのであった。

歯医者はどこも混んでいて、僕も結局GW明けにしか診察を受けられなかった。記憶にある限り4年ぶりの歯医者。これは自分で見つけた4箇所以外にもきっと虫歯があり、長期戦になるんだろうなぁと思いつつ、診てもらうと、



――虫歯ないですね。よく歯磨きできてますよ。
（磨き残しのチェックシートみたいなのを見せてくれながら）


え、この黒いのは？


――着色ですね。磨けば落ちると思います。


☺



え、むしろあんな適当な歯磨きを4年続けて虫歯ないってまじか？急に意識高くなってデンタルフロスも初めた俺は一体何だったんだ？とか色々思うことはあったけど、実際磨いてもらったら結構おちたから、本当に着色のようだった。


ともかく、これで甘いものも思う存分食べれるし、この4年で虫歯ができていないという事実が（これまで虫歯なりがちだったから）何よりうれしい。折角なので、これからもデンタルフロスは続けて、定期検診も半年に一回くらいは行くようにしたいと思った。