blenderでMMDモデルを読み込んでポーズをつける(Mac)
少し遊んでみただけの初歩的情報だけど、しばらく触れなくなりそうなので個人的な記録として。blenderがよくわかっていないのでいくつか課題もあり…。
参考にさせていただいたのはこちらの記事。
https://saitottammas.wordpress.com/2013/05/14/blender-pmx/
サーバルちゃんはchamさんが公開されているMMDデータを拝借しました。
https://bowlroll.net/file/131363
MMDはMacをサポートしてないので、blenderで。blenderもデフォルトではMMDデータ(pmxやvmdといった)をサポートしていないんだけど、MMDを扱えるようにするアドオンを提供してくださっている方がいて、それを使うと(まだどこまでできるかわかってないけど)まあ、なんとかなりそうだなという感じ。
アドオンはblender_mmd_toolsというもの。
https://github.com/sugiany/blender_mmd_tools
上のリンク先で「Clone or download」という緑のボタンからzipでダウンロードして、展開したら、それをblenderの中のaddonsの中に追加する。追加の仕方は、
アプリケーションからblenderを探して、blenderを右クリック、
このパッケージの内容を表示から、アプリケーションの中身を展開して、
このaddonsの中にさっきzipを展開してできたフォルダをまるごとつっこむ。
で、blenderを再起動して、「ファイル」→「ユーザー設定」を開き、上のタブから「アドオン」を選択して、「object: mmd_tools」を探してチェックを入れて「ユーザー設定の保存」をクリック。
設定を閉じると、左に「mmd_tools」というタブが新たにできるので、そこから、「Import Model」をクリックし、サーバルちゃん(じゃなくてもいいけど)のpmxファイルを選択すれば、モデルが読み込まれる。
最初から用意されている立方体のオブジェクトは選択してxキーを押すと削除できる。この状態だとテクスチャまでは表示されないけど、下のようにシェーディングで「マテリアル」を選択するとトップの画像のような感じで、テクスチャ込みでモデルが表示される。
あとはライトを選択して、ランプのところでヘミを選択するとモデル全体がライティングされて明るくなる。
【2017.11追記】
ついでに環境光もチェックを入れるともっと明るくアニメっぽくなった。
おまけとして、設定では「システム」からblenderの日本語化をするのと、「入力」から「テンキーを模倣」にチェックを入れておくといいかも。前者はほぼ絶対やっておいたほうがよくて、後者はカメラをいじり始めると役に立つからお好みで。
モデルを読み込んだら、右クリックでモデルを選択し、再び左の「mmd_tools」から「Import Motion」をクリック。モーションデータも色々配布されているから適当にダウンロードしてきて、それ(pmdファイル)を選択。そうしたら、モーションを再生する前に「mmd_tools」の中にある「Build」を一回クリックして完了。あとは再生したら、ちゃんと演算されたモーションが再生される。
そこから先はレンダリングして画像や動画を書き出すことができる。
レンダリングの設定は最初にリンクしたサイトが詳しい。
(↑素の状態でレンダリング)
(↑リンクしたサイトに倣ってマテリアルの陰影をなしにしたらこんな)
全く影がないのも不自然だから、少し影つけた方がいいかもしれない。
- 元々のモデルの原点?は(x, y, z)=(0, 0, 0)にあるんだけど、モーションの原点?がそこにないからモーションが開始されるまでのt=0〜5sまでの余白でモデルがスライドしてしまう。余白をゼロにすればいいかなと思ったけど、余白をゼロにすると演算がおかしくなるのか、髪の毛とかがぐわああっとなってしまう。
こと。blenderをちゃんと勉強すれば解決できそうな気がする。ぼちぼち頑張ろう。
blenderでMMDモデルを読み込んでポーズをつける(Mac)
Reviewed by mug
on
3/28/2017
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