日記
現実 対 虚構
Playstation VR
ソニーストアでVRを体験。両目で視差がつけてあって、ああちゃんと3Dに見えるんだなーと思った。特に距離感がしっかりしていて、どこになにがあるってのが本当に手に取るように分かった。没入感もなかなかで、あとはもう少し視野角が広がって高精細になれば面白いかもしれない。
シン・ゴジラ
キャナルのユナイテッド・シネマでシン・ゴジラを鑑賞。僕は初め天神の東宝か博多のTジョイかなーという話をしていたんだけど、友人くんが見つけてきた4DXが面白そうで、これはキャナルにしかなかったので、本当に久しぶりにキャナルで映画を見た。ここで最後に見た映画はなんだっただろうか。従兄弟と見た洋画だったと思うけど、作品を思い出せない。
世間では本当に絶賛されていて、確かに面白かったけど、正直そこまで絶賛されるべきものかとも思ってしまった。ざっと批評を見た感じ、日本的なことの運び方だったり、現代の東京を舞台にした戦闘シーンのリアリティがウケているらしい。もう少し踏み込むと、こういう見方もあるようで。確かに現代日本が舞台になっていて、今の日本がゴジラと対峙したときに、どういう戦いをしていくのかというのは、日本人として興味があるところで、その点アメリカのアクション映画なんかより戦闘シーンはずっと面白く観れた。特に、戦いの中では東京ならではの色々な攻撃のアイデアが出てきて、そこはかなり楽しい。(楽しいという感想がどうかはあれだけど…。)ただ、シンゴジラの映画としての面白さはそうした日本を舞台にしたリアリティのあるSFアクション映画というところに集約されているようで、観ていて(僕は)特段ストーリーに唸らされるということはなかった。そういう意味で、若干世間の絶賛に「うーん・・」と思ってしまったんだと思う。だから、結局これは個人の趣味趣向の問題で、初めから日本のSFアクション映画を求めて観に行った人は十二分に満足できるけど、少し違うところを(ある意味勝手に)求めていくと、世間の絶賛に少し違和感を感じてしまうような結果になるんじゃないかと思った。
で今回4DXで見たんだけど、一番驚いたのは水(笑)
画面で水が跳ねればこちらにも水がかかる。正直途中からうざかった(何せ眼鏡が濡れる)ものの、折角の演出なので受け入れることにした(この水の演出だけは手元のボタンでON/OFFできる)。揺れは最初に体験した時に、これをずっとやられると集中できないかもなーと思ったけど、劇中はそんなに気にならなかった。それよりも風の演出か。座席の頭の左右から風がシュッシュと出るんだけど、耳元なので音が気になった。最後に匂い。4DXでは香りまで楽しめる。しかしあれは何の匂いだったんだろう?シーンともマッチしない、なんとも言えない匂いだった。ゴジラの臭いなのか、それもと石原さとみの香水の匂いなのか。後者だといいけど。
帰りは折角なので中洲の川沿いを歩いて帰った。こうして夜に中洲を歩くのは初めてかもしれない。お盆ということもあってか、屋台は繁盛していた。広場で何か小さなお祭りみたいなものもあっていて楽しい雰囲気だった。
そうしてぼーっと歩いていると、先が風俗街だった。(中洲は一本道を外れると本当にガチの風俗街に入ってしまう。歩き慣れていないと大変。)ああ、いけないいけない、これは気まずい、道を変えようと思い、とりあえず立ち止まるも、友人くん、鈍感なのか、気にしない性格なのか(多分それはない)、止まらない。立ち止まっていると、僕はキャッチのお兄さんに捕まり、僕とキャッチ、そして少し先で状況を飲んでいない友人くんの間でしばし変な時間が流れる。しばらくして伝わったのか伝わらなかったのか分からないけど、とりあえず友人くんが戻ってきてくれて、僕らは道を変え、何もなかったようにまた続きを歩いた。ああ、そういえば、2年前赤羽を歩いた時(あれは小規模だったけれど)そういうお店が並ぶ通りに意図せず入ってしまい気まずかったなーと、ふとそんなことを思い出して懐かしかった。
日記
Reviewed by mug
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8/16/2016
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