電王戦



昨日はニコニコで電王戦を観ていた。


今回の電王戦は現役名人の佐藤天彦叡王とPonanzaの対局だった。電王戦はもう6年続いてきたわけだけど、大方のコンセンサスとしてそろそろ人間側がコンピュータに勝つのも厳しくなってきたという感じもあり、今回の対決(名人とPonanzaなので事実上の頂上決戦)を以って最後となった。振り返って見ると、電王戦が始まる前はプロ棋士ならコンピュータに勝って当然という雰囲気だったのが、実際に戦ってみると既にほぼ互角の実力で、それからコンピュータ(というか将棋プログラム)がどんどん進化して、ここ数年は勝てば御の字みたいな感じになっていた。



そして今回も、残念ながら二局戦って名人の二敗となり、コンピュータが勝利した。(僕は将棋まともに指せないのでなんとも言えないんだけど)第二局は序盤までそこそこいい感じで進められていたものの、中盤で逆転されそのまま差をつけられたということらしい。



それで、負けたことは残念なんだけど、敗れた後の名人のコメントがとても良かった。コンピュータが人間を越えていく(将棋におけるシンギュラリティが達成される)過程・時代を多くの人と共有できたことに電王戦の意義があったのではないかとコメントされていた。ひょっとすると、そうした過程がオープンにされないまま、いつの間にかコンピュータが人間を超えてしまっていたという、そういうこともありえたのではないかと。名人ということで将棋界を背負うような存在だけど、もっと広い視点でこの電王戦を総括されていたのが印象的だった。







コメントの後に流れたこのエンドロールが感動的だった。





電王戦はトップに貼ったPVもそうだけど、演出がとても好きだった。これから続く叡王戦も演出はこれまでの流れを汲むようなので楽しみ。


電王戦 電王戦 Reviewed by mug on 5/21/2017 Rating: 5

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